ロールオーバー
ロールオーバー
ロールオーバーは、その日に決済しなかったポジションを翌営業日へ持ち越す処理です。このときスワップポイントが発生します。多くの業者でニューヨーク市場の終了時刻を基準に行われ、保有を続ける限り毎日繰り返されます。
ロールオーバーとは持ち越しの処理
ロールオーバーは、その日のうちに決済しなかったポジションを、自動的に翌営業日へ持ち越す処理のことです。
FXの取引は本来、約定から数営業日後に通貨を受け渡す仕組みですが、実際の受け渡しは行わず、ポジションを翌日へ繰り越し続けます。この繰り越しのときに発生するのが**スワップポイント**です。
ロールオーバーが行われる基準時刻は、多くの業者で**ニューヨーク市場の終了時刻(日本時間の早朝)**です。この時刻をまたいでポジションを保有していると、その日のスワップが付与(または徴収)されます。
逆に言えば、この時刻より前に決済してしまえば、その日のロールオーバー(=スワップ)は発生しません。デイトレードがスワップの影響を受けにくいのは、このためです。
ロールオーバーで知っておきたいこと
ロールオーバーは保有を続ける限り毎営業日繰り返されるため、中長期の取引では損益への影響が積み上がります。
押さえておきたいポイントです。
- スワップの方向 … 高金利通貨を買うポジションなら受け取り、低金利通貨を買う(=高金利通貨を売る)ポジションなら支払いになりやすい。
- 3日分まとめて付く日がある … 土日分を調整するため、特定の曜日(業者により水曜など)に3日分のスワップが付与されます。
- 早朝はスプレッドが広がりやすい … ロールオーバーの時間帯は流動性が低く、スプレッドが一時的に拡大することがあります。
スイングトレードやポジショントレードのように長く持つ手法では、ロールオーバーによるスワップの累積が見逃せません。受け取り側なら追い風、支払い側ならコストになるため、戦略に合わせて確認しておきましょう。具体的な金額はスワップ計算機で試算できます。
よくある質問
ロールオーバーはいつ行われますか?
多くの業者で、ニューヨーク市場の終了時刻(日本時間の早朝)を基準に行われます。この時刻をまたいでポジションを保有していると、その日のスワップポイントが発生します。基準時刻は業者によって異なるため、公式の案内をご確認ください。
ロールオーバーを避けるにはどうすればよいですか?
基準となる持ち越し時刻より前にポジションを決済すれば、その日のロールオーバー(スワップの発生)は起きません。デイトレードのようにその日のうちに決済する手法は、スワップの影響を受けにくくなります。