ポジショントレード
ポジショントレード
ポジショントレードは、数週間〜数か月以上の長期でポジションを保有する手法です。大きなトレンドやスワップ収益を狙います。経済のファンダメンタルズを重視し、短期の値動きに振り回されにくいのが特徴です。
国内FXでのポジショントレードの特徴
ポジショントレードは、数週間〜数か月、ときに年単位でポジションを保有する長期の取引手法です。短期の細かな値動きは気にせず、大きなトレンドやスワップポイントによる収益を狙います。
国内FXでは最大25倍のレバレッジ制限と信託保全義務(顧客資産と業者資産の分別管理)があり、長期保有でも業者破綻リスクが相対的に低い環境です。ただし追証が発生する点は注意が必要で、長期保有中に大きな逆行があった場合に証拠金が不足すると追証を求められることがあります。キャリートレードのように金利差を狙った長期保有もこの手法に含まれますが、日銀の政策金利が長年ゼロ近辺のため、受け取りスワップを得るには高金利通貨の買い(AUD/JPY・NZD/JPY等)が中心になります。
ポジショントレードの進め方と注意点
長期保有ならではの利点と注意点があります。
- 時間に縛られない … 短期売買のように画面に張り付く必要がなく、本業が忙しい人でも続けやすい。
- スワップ収益を積み上げられる … 高金利通貨を長く保有すれば、スワップが日々積み上がります。ただし金利が変われば逆転することもあります。
注意したいのは次の点です。
- 大きな含み損に耐える資金管理 … 長期では一時的に数百pips逆行することもあります。レバレッジを低めに抑え、余裕のある証拠金で臨むことが欠かせません。
- 金利・政策の変化を追う … 政策金利の転換はトレンドやスワップの前提を覆します。
- スワップの支払い方向に注意 … 保有方向によっては毎日スワップを支払う側になります。
短期の値動きに振り回されにくい反面、相場観が外れたときの損失も大きくなりがちです。実効的な余力は証拠金計算機で確認し、無理のない範囲で取り組みましょう。利益を保証するものではありません。
よくある質問
ポジショントレードはスイングトレードと何が違いますか?
どちらも数日以上保有しますが、スイングトレードが数日〜数週間なのに対し、ポジショントレードは数週間〜数か月以上とさらに長期です。ポジショントレードは大きなトレンドやスワップ収益を狙い、ファンダメンタルズをより重視する傾向があります。
ポジショントレードで気をつけることは何ですか?
長期保有では一時的に大きな含み損を抱えることがあるため、レバレッジを低めに抑え、余裕のある証拠金で臨むことが重要です。また、政策金利の変化でトレンドやスワップの前提が変わることがあるため、各国の金融政策の動向も追っておく必要があります。