追証
おいしょう
追証(追加証拠金)は、証拠金が不足したときに追加入金を求められる仕組みです。国内FXで発生することがあり、相場の急変で口座がマイナスになると借金状態になる場合もあります。海外FXのゼロカットとの違いを理解しておきましょう。
追証が発生する仕組み
追証(おいしょう)は「追加証拠金」の略で、証拠金が基準を下回ったときに、追加入金を求められる仕組みです。相場が急変してポジションが大きく逆行すると、口座の有効証拠金が必要な水準を割り込み、業者から不足分の入金や決済を求められることがあります。
通常は証拠金維持率が低下していく過程でマージンコールが出され、それでも回復しないとロスカットへと進みます。問題は、相場が一瞬で大きく飛んだ場合です。ロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになってしまうことがあり、その不足分が追証として請求されるケースがあります。
つまり追証は、最悪の場合「預けた資金以上の損失=借金状態」につながり得る、という点で特に注意が必要です。
追証を避けるための備え
追証は、国内FXで発生することがある一方、海外FXの多くが採用するゼロカットでは原則として請求されない、という違いがあります。ゼロカットはマイナス分を業者が負担する仕組みで、国内FXとの大きな差です(ただし制度や信頼性は業者ごとに異なります)。
国内FXで追証のリスクを抑えるには、次のような備えが現実的です。
- 実効レバレッジを低めに保つ … 余力をもって取引する。レバレッジ計算機で確認できます
- ロットを資金に見合った大きさにする … ロット計算機が目安になります
- 早めの損切りを徹底する … ロスカットに頼らない
詳しい維持率の考え方はロスカットと証拠金維持率も参考になります。なお、税制や制度の細かな扱いは2026年5月時点の一般的な説明であり、変わり得るため、心配な点は専門家にご確認ください。
よくある質問
追証は必ず発生するのですか?
必ずではありません。多くの場合はロスカットによって決済され、口座残高がマイナスにならなければ追証は生じません。ただし相場が一瞬で大きく動くとロスカットが間に合わず、不足分が追証として請求されることがあります。
海外FXなら追証はないのですか?
海外FXの多くはゼロカットを採用しており、口座がマイナスになっても原則その分は請求されないとされています。ただし制度や信頼性は業者ごとに異なるため、利用前に内容をよく確認することが大切です。
追証を防ぐ一番の方法は何ですか?
実効レバレッジを低めに保ち、資金に見合ったロットで取引し、早めの損切りを徹底することが基本です。余力をもったポジション管理が、追証やロスカットを遠ざける最も現実的な対策とされています。