📐ピボットポイント計算機
前日の高値・安値・終値から、ピボット(PP)とサポート/レジスタンス(R1〜R3・S1〜S3)を算出します。
R(レジスタンス)は上値の目安、S(サポート)は下値の目安です。標準ピボット方式で計算しています。
ピボットポイント計算機は、前日の高値・安値・終値から、当日の値動きの中心となる**PP(ピボット)**と、上値の抵抗線 R1〜R3、下値の支持線 S1〜S3 を自動で算出するツールです。日々の節目があらかじめ数値で分かるので、デイトレードやスキャルピングで「どこで反発しやすいか」「どこを抜けたら勢いが出るか」を判断する基準になります。
ピボットポイント計算機の使い方
入力は次の3項目だけです。入力した値はブラウザに自動保存され、次回アクセス時に復元されます。
- 前日 高値 — 前営業日の高値を入力します。
- 前日 安値 — 前営業日の安値を入力します。
- 前日 終値 — 前営業日の終値を入力します。
入力するとすぐに、PPを中心に R3・R2・R1・PP・S1・S2・S3 が上から順に表で表示されます。R(レジスタンス)は上値の目安、S(サポート)は下値の目安です。当日の取引前にこの7つの水準をチャートに引いておくと、節目での反応を見ながらトレードできます。
ピボットポイントの計算式
このツールは、標準ピボット方式で各水準を求めています。
PP = (高値 + 安値 + 終値) ÷ 3
R1 = 2 × PP − 安値 S1 = 2 × PP − 高値
R2 = PP + (高値 − 安値) S2 = PP − (高値 − 安値)
R3 = 高値 + 2 × (PP − 安値) S3 = 安値 − 2 × (高値 − PP)
たとえば 前日 高値151.00・安値149.00・終値150.50 なら、
- PP = (151.00 + 149.00 + 150.50) ÷ 3 = 約150.167
- R1 = 2 × 150.167 − 149.00 = 約151.333
- S1 = 2 × 150.167 − 151.00 = 約149.333
このようにPPを中心に上下対称に近い形で水準が並びます。価格がPPより上にあれば当日はやや強気、下にあればやや弱気と見るのが基本的な使い方です。
ピボットポイントを活かす実践テクニック
水準を出すだけでなく、トレードに活かすコツを紹介します。
- PPで方向感をつかむ — 価格がPPの上にあれば買い目線、下にあれば売り目線と当たりをつけます。PP付近は方向感が出にくいため、抜けた方向についていく戦略が取りやすくなります。
- R1・S1で反発を狙う(レンジ戦略) — レンジ相場では、S1まで下げたら買い・R1まで上げたら売りといった逆張りが機能しやすくなります。利確は反対側の水準、損切りはその外側に置くとリスクリワード比を管理しやすくなります。
- R2・R3 / S2・S3 はブレイク後の目標に — R1やS1を勢いよく抜けたときは、次の水準が利確目標の目安になります。
- 他の根拠と重ねる — ピボット水準がフィボナッチや移動平均線、過去の高安と重なる場所ほど反応しやすくなります。
短期売買での具体的な使い方はピボットポイントを使ったトレードやデイトレードガイドで解説しています。
使うときの注意点
ピボットポイントは便利な目安ですが、次の点には注意してください。
- 「前日」の区切り(計算に使う時間)で水準が変わります。 FXは24時間動くため、どの時間を1日の終値とするか(ニューヨーククローズなど)で数値が変わります。普段見ているチャートの日足に合わせると一貫性が保てます。
- 水準ぴったりで止まるとは限りません。 あくまで反応しやすい価格帯の目安です。指標発表など大きなイベント時は水準を無視して走ることもあります。経済指標の予定は事前に確認しましょう。
- 必ず損切りを置く。 レンジ前提の逆張りはトレンド発生時に大きく逆行することがあります。1トレードのリスクは2%ルールなどで抑えてください。
計算結果はあくまで一般的な計算式に基づく参考値であり、投資成果を保証するものではありません。最終的な取引判断はご自身の責任で行ってください。
よくある質問
ピボットポイントはどの時間軸で使うのが向いていますか?
前日の高安終値から当日の水準を出す性質上、デイトレードや短期売買と相性が良い指標です。日中の値動きの節目として使われることが多く、より短いスキャルピングでも当日の反発・抵抗の目安として活用されます。長期のスイングでは、より大きな時間軸の高安や移動平均線と併用するのが一般的です。
RとSのどの水準を重視すればいいですか?
まずはPP(ピボット)とR1・S1を重視するのが基本です。多くのトレーダーが意識するため反応が出やすく、レンジ相場ではR1・S1での反発、ブレイク時にはR2・S2が次の目標になります。R3・S3は大きく動いた日の目安として補助的に使います。
標準ピボット以外の計算方法もありますか?
はい。フィボナッチ・ピボットやカマリラ・ピボットなど、複数の計算方式があります。このツールは最も基本的で広く使われる標準(クラシック)ピボット方式を採用しています。まずは標準方式に慣れてから、必要に応じて他方式を試すとよいでしょう。