🌀フィボナッチ計算機
高値・安値から、フィボナッチ・リトレースメントとエクステンションの価格を計算します。
リトレースメント
エクステンション(利確目標)
フィボナッチ計算機は、ある値動きの高値と安値から、押し目・戻りの目安となるリトレースメント(23.6%・38.2%・50%・61.8%・78.6%)と、利確の目標となるエクステンション(127.2%・161.8%・200%)の価格を自動で算出するツールです。トレンドの途中で「どこまで戻したら入るか」「どこまで伸びたら利確するか」を数値で示してくれるため、エントリーと利確の根拠づくりに役立ちます。
フィボナッチ計算機の使い方
入力は次の3項目だけです。入力した値はブラウザに自動保存され、次回アクセス時に復元されます。
- 高値 — 対象とする値動きの上端(直近の高値)を入力します。
- 安値 — 対象とする値動きの下端(直近の安値)を入力します。
- トレンド方向 — 上昇トレンドの押し目を狙うなら「上昇(押し目)」、下降トレンドの戻りを狙うなら「下降(戻り)」を選びます。
入力するとすぐに、リトレースメント各水準とエクステンション各水準の価格が表で表示されます。上昇トレンドなら高値から下に向かって戻りの目安が、下降トレンドなら安値から上に向かって戻りの目安が並びます。
フィボナッチ各水準の計算式
このツールは、高値と安値の値幅にフィボナッチ比率を掛けて各水準を求めています。
値幅 = 高値 − 安値
上昇(押し目): 水準価格 = 高値 − 値幅 × 比率
下降(戻り) : 水準価格 = 安値 + 値幅 × 比率
たとえば 高値151.00・安値149.00(値幅2.00)・上昇トレンド なら、
- 38.2%押し = 151.00 − 2.00 × 0.382 = 約150.236
- 50%押し = 151.00 − 2.00 × 0.5 = 150.00
- 61.8%押し = 151.00 − 2.00 × 0.618 = 約149.764
エクステンションも同じ式で、比率に127.2%(1.272)・161.8%(1.618)・200%(2.0)を当てはめると、トレンドが継続した場合の利確目標が出ます。38.2%・61.8% が浅い押し・深い押しの代表的な水準で、61.8%を超えて戻すとトレンド転換が疑われます。
フィボナッチを活かす実践テクニック
水準を出すだけでなく、トレードに活かすコツを紹介します。
- 押し目買い・戻り売りの目安にする — 上昇トレンドなら38.2%や61.8%まで押したところを買い候補、下降トレンドなら同水準まで戻したところを売り候補とします。深い押し(61.8%)ほど反発時の伸びしろは大きい一方、トレンド転換のリスクも上がります。
- 他の根拠と重ねる — フィボナッチ水準が移動平均線やピボットポイント、過去の高値・安値と重なる「合流ポイント」は、反発しやすい有力な水準になります。
- エクステンションで利確を置く — 127.2%・161.8%は、トレンドが伸びた場合の現実的な利確目標です。エントリーと組み合わせてリスクリワード比を事前に計算しておきましょう。
- 損切りは次の水準の外側に — たとえば61.8%で買うなら、その少し下(78.6%や安値の外側)に損切りを置くと、想定が外れたときに早く撤退できます。
具体的な手順はフィボナッチを使ったトレード手法のガイドでも解説しています。
使うときの注意点
フィボナッチは便利な目安ですが、次の点には注意してください。
- どの高値・安値を起点にするかで水準が変わります。 直近の明確な高安を選ぶことが大切で、起点があいまいだと水準もブレます。複数の時間足で確認すると精度が上がります。
- 水準ぴったりで反発するとは限りません。 あくまで「反応しやすい価格帯」の目安です。水準に到達したら、ローソク足の動きや他の根拠とあわせて判断しましょう。
- だましもあります。 一度水準を割ってから戻すこともあるため、必ず損切りを置き、1トレードのリスクを2%ルールなどで管理してください。
計算結果はあくまで一般的な計算式に基づく参考値であり、投資成果を保証するものではありません。最終的な取引判断はご自身の責任で行ってください。
よくある質問
リトレースメントとエクステンションの違いは何ですか?
リトレースメントは、トレンドが一時的にどこまで戻すか(押し目・戻り)の目安で、23.6〜78.6%の範囲に収まります。エクステンションは、トレンドが継続した場合にどこまで伸びるかの目安で、127.2%・161.8%など100%を超える水準を使います。前者はエントリー、後者は利確の目安として使うのが一般的です。
よく効くフィボナッチ水準はどれですか?
一般に38.2%と61.8%が注目されやすい水準とされています。浅い押しの38.2%、深い押しの61.8%が代表的で、半値の50%も意識されます。ただし「必ず効く」水準はなく、移動平均線や過去の高安と重なる場所ほど反応しやすい傾向があります。
高値と安値はどう選べばいいですか?
対象としたい値動きの起点と終点になる、明確な高値・安値を選びます。上昇トレンドなら直近の安値から高値まで、下降トレンドなら直近の高値から安値までが基本です。選ぶ高安によって水準が変わるため、誰が見ても分かりやすい節目を起点にすると安定します。