ビッド・アスク
ビッドアスク
ビッド(Bid)は売値、アスク(Ask)は買値を指します。この2つの差がスプレッドで、実質的な取引コストになります。買うときはアスク、売るときはビッドが適用されるため、エントリー直後はスプレッド分の含み損から始まります。
ビッドとアスク=2つの価格
FXのレートは1つではなく、**売値(Bid/ビッド)と買値(Ask/アスク)**の2つが並んで表示されます。
- Bid(ビッド) … あなたが売るときに適用される価格。
- Ask(アスク) … あなたが買うときに適用される価格。「オファー」とも呼びます。
つねに Ask > Bid(買値のほうが高い)で表示され、この差がスプレッド、つまり実質的な取引コストになります。
たとえば米ドル/円が次のように表示されているとします。
Bid(売値): 150.000 Ask(買値): 150.002
この場合、買うなら150.002、売るなら150.000が適用され、スプレッドは0.2銭(0.2pips)です。「どちらの価格で約定するか」は、自分が買い手か売り手かで決まります。
なぜエントリー直後は含み損なのか
ビッドとアスクの仕組みを理解すると、「エントリーした瞬間にマイナスから始まる」理由がわかります。
買い(ロング)で入る場合を考えてみましょう。
- エントリーは**高いほうのAsk(150.002)**で約定する。
- しかし保有中の評価や決済は安いほうのBidで計算される。
- つまり買った瞬間、スプレッド分(0.2銭)だけ含み損からのスタートになる。
この差を取り戻して利益にするには、最低でもスプレッド分以上に相場が動く必要があります。だからこそスプレッド(=Bid・Askの差)が狭い業者ほど有利なのです。
損益分岐点がどこになるかは損益分岐点計算機で確認できます。買い・売りでどちらの価格が使われるかを意識すると、コスト感覚がぐっと正確になります。スプレッドの解説ガイドもあわせてどうぞ。
よくある質問
ビッドとアスクのどちらで約定しますか?
買う(ロングで入る)ときはアスク(買値)、売る(ショートで入る、または買いを決済する)ときはビッド(売値)で約定します。常にアスクのほうが高く表示され、その差がスプレッドとして取引コストになります。
なぜ買った瞬間に含み損になるのですか?
買いは高いアスクで約定する一方、評価や決済は安いビッドで計算されるため、エントリー直後はビッドとアスクの差(スプレッド)ぶんだけ含み損から始まります。利益にするには、その差以上に相場が有利に動く必要があります。