出来高
できだか
出来高は、一定期間に成立した取引量を表します。FXは相対取引のため正確な総量は把握しにくく、ティック数で代用されることが多いです。出来高の増加はトレンドの勢いやブレイクの信頼度を測る補助材料になります。
FXの出来高は「ティック数」で見る
出来高は、一定期間に成立した取引の量を表す指標です。株式市場では取引所が正確な出来高を公表していますが、FXは取引所を介さない**相対取引(店頭取引)**が中心のため、市場全体の正確な出来高は把握できません。
そこでFXでは、価格が更新された回数である**ティック数(ティックボリューム)**を出来高の代わりに使うのが一般的です。価格更新が活発に起きている=取引が盛んと考えるわけです。これはあくまで近似値ですが、相場の勢いや参加者の多さを測るうえで十分役立つとされています。
ティック数は流動性とも関係が深く、欧米市場が動く時間帯は数値が大きく、日本時間の早朝など参加者が少ない時間帯は小さくなる傾向があります。
トレンドやブレイクの裏づけに使う
出来高(ティック数)が役立つのは、値動きの信頼度を測る補助材料としてです。
- トレンドの勢い … 価格の上昇・下落に出来高の増加がともなえば、その動きは多くの参加者に支持されており、継続しやすいと考えられます
- ブレイクアウトの信頼度 … レンジを抜けるときに出来高が急増していれば本物のブレイク、出来高が乏しいまま抜けた場合は「だまし」を疑う材料になります
- 転換の兆し … 価格が伸びているのに出来高が減っていく場合、勢いの衰えを示すことがあります
出来高は単体で売買サインになる指標ではありません。あくまで価格の動きが「本物か」を確かめる裏づけとして、トレンド相場の分析や他の指標と組み合わせて使うのが効果的です。FXのティック数は業者ごとに数値が異なる点にも留意し、参考値として扱いましょう。
よくある質問
FXに出来高はないのですか?
FXは取引所を介さない相対取引が中心のため、市場全体の正確な出来高は公表されていません。その代わりに、価格が更新された回数であるティック数(ティックボリューム)を出来高の近似として使うのが一般的です。業者ごとに数値は異なります。
出来高だけで売買を判断できますか?
できません。出来高は方向を示す指標ではなく、価格の動きが本物かどうかを測る補助材料です。トレンドやブレイクアウトの信頼度を確かめる裏づけとして、価格分析や他の指標と組み合わせて使うのが効果的です。