予約注文
よやくちゅうもん
予約注文は、あらかじめ価格や条件を指定して発注しておく注文の総称です。指値・逆指値・IFD・OCOなどが含まれます。相場を常時監視できなくても、条件に達した時点で自動的に約定するため、計画的な取引に役立ちます。
予約注文は「条件を決めて待つ」注文の総称
予約注文(よやくちゅうもん)は、あらかじめ価格や条件を指定して発注しておき、相場がその条件に達したときに自動的に約定する注文の総称です。「待機注文」「条件付き注文」と呼ばれることもあります。
成行注文が「今すぐの価格で約定させる」のに対し、予約注文は「ここまで動いたら約定させる」と未来の取引を予約しておくイメージです。代表的なものに次の注文があります。
- 指値注文 … 現在より有利な価格で約定させる
- 逆指値注文 … 現在より不利な価格で約定させる(損切り・ブレイクアウト)
- OCO注文 … 利確と損切りを同時に置く
- IFD注文 … エントリーと決済をセットで予約
- IFO注文 … エントリーと利確・損切りをすべて予約
これらはすべて予約注文の仲間で、組み合わせて使うことで取引を柔軟に自動化できます。
相場に張り付けない人ほど役立つ
予約注文の最大の利点は、チャートを常時監視しなくても、計画どおりに取引できることです。
FXは平日24時間動いていますが、仕事や睡眠で相場を見られない時間のほうが長いのが普通です。そこで、「149.50まで下がったら買う」「150.50で利確、149.00で損切り」とあらかじめ条件を予約しておけば、自分が画面を見ていない間も計画どおりに約定します。
兼業トレーダーや初心者にとって、これは大きな助けになります。とくに損切りの逆指値を必ず予約しておけば、感情に流されて損切りを先延ばしにする失敗を防げます。OCO注文やIFO注文を使えば、利確と損切りを同時に予約できるため、より安全です。
予約する価格幅はリスクリワード計算機で損益のバランスを、損切りから逆算したロットはポジションサイズ計算機で確認しておくと、計画が立てやすくなります。
使うときに気をつけたいこと
便利な予約注文にも、いくつか注意点があります。
- 約定しないことがある … 指定価格に相場が届かなければ約定しません。指値が現実離れしていると、いつまでもエントリーできないことがあります。
- 急変時はスリッページが出る … 経済指標の発表時などは、予約した価格と実際の約定価格がずれる(スリッページ)ことがあります。
- 有効期限の確認 … 多くの業者では予約注文に「当日中」「無期限」などの有効期限を設定できます。意図せず失効・継続しないよう確認しましょう。
注文方法は「自動化したい範囲」で選ぶのがコツです。決済だけ自動化するならOCO注文、エントリーから決済まで丸ごと自動化するならIFO注文、というように、目的に合わせて使い分けましょう。
よくある質問
予約注文にはどんな種類がありますか?
指値注文・逆指値注文といった基本の注文に加え、それらを組み合わせたOCO注文・IFD注文・IFO注文などがあります。決済だけを自動化するならOCO、エントリーと決済をまとめて自動化するならIFD・IFO、というように目的に応じて使い分けます。
予約注文を置けば必ず約定しますか?
必ずではありません。指定した価格に相場が届かなければ約定しません。また、経済指標の発表時など急変する場面では、予約価格と実際の約定価格がずれるスリッページが起きることもあります。現実的な価格設定と、有効期限の確認が大切です。